日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

第47回社会人野球日本選手権大会観戦日誌② ~エースの運命(さだめ)

ζ㎗òヮóリ 勝田で勝ったと行こう!
ζ㎗òヮóリ 北出が来たで!
ζ㎗òヮóリ 京田トレードのニュースが入ったのはいつだ?今日だ!

ベタなダジャレでも宮下愛に言わせればそれなりにウケる(©水曜日のダウンタウン

ζ㎗#òヮóリ …愛さん怒るよ?

おふざけが過ぎましたが、日本選手権の観戦記その2です。
今回の宿が素泊まりのため、ドーム入りの前に「温かい白飯が食べたい」という理由で近くの吉野家で朝食を食べていきました。
大阪に来てまで吉野家は…という思いはありつつも白飯には勝てませんでした…

第1試合 日本新薬2-8ENEOS

都市対抗覇者のENEOSと二大大会には必ずと言っていいほど顔を出す、近畿勢屈指の実力派、日本新薬との一戦。
去年も日本新薬の試合は見に行きましたが、その時は対戦相手側だったので今回は日本新薬側で見ました。
配布グッズはハリセンの他に法被。この法被が結構気に入ったのでずっと着ていました。

さて、試合はというとENEOSが序盤から日本新薬先発西川の立ち上がりを攻めて一気に3点を先制。
その後はお互い点が入らず、終盤にENEOS犠飛で追加点を挙げると、直後に日本新薬も2ランHRで反撃に出ました。
しかしその後、ENEOS打線が襲いかかります。
内野安打を足がかりに2つの四球をもぎ取り、ここで日本新薬は投手交代。内野ゴロに打ち取り2アウトとしますが、ここで迎えるバッターは今年の都市対抗橋戸賞若獅子賞に輝いた度会隆輝。
ここで日本新薬投手の山上がボークを取られ失点。さらにその次の球を度会が一閃。ダメ押しの3ランHRを叩き込みました。
終わってみればENEOSが圧倒した試合でした。
この試合でも実力を発揮した度会選手には脱帽です。

スコア
ENEOS 300 000 140
新 薬 000 000 200

投手
ENEOS ○糸川-阿部-関根-加藤
日本新薬 ●西川-齋藤-長谷-小松-中内-山上-肥後

本塁打
ENEOS 度会3ラン(大会14号)
日本新薬 若林2ラン(大会13号)

第2試合 三菱重工West2-1日立製作所

前の試合勝ってくれたことで実現したこのカード。
3年前の都市対抗のリベンジマッチとなります。
この日の大阪は晴れていたものの風が吹くと肌寒く感じるので、前の試合で貰った法被をウインドブレーカー代わりに着て三菱重工Westの待機列に並んでいました。
すると、昨日のパナソニック-トヨタ戦でご挨拶したフォロワーさんと邂逅。「なんちゅう格好しとるんや。これを着なさい」とユニフォームを渡されました。
そのユニフォームは三菱重工長崎のもの。「入場後に返してくれればいい」とのこと。この場を借りて感謝申し上げます。
また、この試合は嬉しいことにドーム内で使える1000円分の金券も配布されました。ありがたく腹拵えを済ませ、試合開始を待ちます。
先発は三菱重工Westは三菱重工広島戦士のベテラン鮫島。対する日立は岡。3年前の都市対抗でも好投を見せていました。
試合は互いの投手陣が粘りを見せる投手戦となりました。
4回裏、三菱重工が湯口の二塁打で出塁。バントで1アウト三塁とすると、4番の中山がタイムリーで先制。
6回にも全く同じ展開で追加点を挙げました。
三菱重工の鮫島は7回途中無失点とベテランらしい流石の投球を見せました。
7回に二塁打を許すとここで投手交代。元プロの金田がマウンドに上がります。
金田といえば、今年の都市対抗ではリード時の9回に登板するも逆転サヨナラ負けを喫した苦い思い出があります。
しかも、その試合との共通点がいくつかあります。
・リード時の登板
・ベンチは三菱重工が一塁側。相手が三塁側
・相手チームが茨城県のチーム
・ランナーがいる場面

あの悪夢が頭をよぎりましたが、2者連続三振に抑え、悪夢を払拭しました。
続く8回も金田が続投。しかし先頭に二塁打を許し、続く打者は内野ゴロに打ち取り、その次の打者も内野ゴロに打ち取りましたがその間に三塁ランナーが還り1点を失います。
これで2アウトになりましたが2者連続でヒットを打たれピンチを招きます。
ここで三菱重工ベンチが動き、金田を諦め投手交代。
マウンドに上がるのは…


守安玲緒…の背番号18を受け継いだルーキー、竹田。前の試合は完封勝ちを収めました。
長打が出れば一挙逆転のピンチの中、相手打者を三振に抑えピンチを脱しました。
9回も竹田がマウンドに上がり、三者凡退に抑え逃げ切り勝ち。ベスト8へと駒を進めました。
これで4年前の京セラドーム観戦以降、一度も現地で三菱重工Westの勝ちを見る事ができていなかったのですが、これでようやく現地観戦初勝利となりました。
今までの試合後の三菱賛歌はとても残念な気持ちで聴いていたのですが、この日は感慨深く聴くことができました。
試合後はユニフォームを貸して下さったフォロワーさんと歓喜の抱擁。喜びを分かち合いました。
目には涙がうっすら浮かんでいましたが、これでもし守安の登板があったらおそらく決壊していたことは間違いないでしょう。

スコア
日 立 000 000 010
三菱W 000 101 00X

投手
日立 ●岡-青野-田川
三菱重工West ○鮫島-金田-竹田

第3試合 日本生命0-3東京ガス

第3試合は奇しくもこの時と同じ組み合わせの試合。
その時は東京ガスの守備の乱れもあり日本生命が二桁得点で勝ちましたが、今回はどうなるか…。

試合は初回から東京ガスが満塁のチャンスを作ると笹川のタイムリーで先制。
日本生命は出塁こそするものの東京ガス先発高橋の前に点を奪えません。
東京ガスは小刻みに加点をしますが、日本生命も踏みとどまり、3点にとどめました。
しかし東京ガスの投手陣を打ち崩すには至らず、完封負けを喫し、前回のリベンジを食らいました。

スコア
日本生命 000 000 000
東京ガス 101 100 00X

投手
日本生命 ●吉高-山本-又木-藤井
東京ガス ○高橋-山下-宮谷

蛇足
この日は三菱重工Westの勝利と自身の面接合格を祝して(またしても)カールをおつまみにチューハイを2本開けてひとり祝勝会としゃれ込みました。
布団につきながらポプテピピックを見るために、事前にトイレを済ませようとしていた所、急に激しいめまいに襲われ「これはまずい」と用を済ませベッドへ。
かろうじて意識を失わずに済みましたが、ポプテピは見事に見逃しました。

【教訓】下戸が調子に乗ってはいけない

続きます。