日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

第47回社会人野球日本選手権大会観戦日誌FINAL ~全速前進ヤーヤドー

渡辺曜の声で読んでください(だまれ)


さて、3日間にわたる大阪遠征も最終日となりました。
新幹線の時間もあるため、第2試合までがリミットという所、見たかったチームの試合が組まれてて良かったです。

第1試合 NTT東日本4-2王子

第1試合は東京地区の強豪、NTT東日本とこのところ苦戦が続いているものの東海地区の代表を勝ち取った王子との一戦。
どちら側で見ても面白そうなこの試合、熟慮の末、棚橋解説員が王子の監督を務めていたこともあり、王子側での観戦にしました。
試合は序盤は点が入らなかったものの、4回にNTT東日本が1アウトから下川の三塁打と続く向山の死球でチャンスを作ると5番の中村がスクイズを決め先制。続く喜納もタイムリーを放ち2点を取り、試合が動きました。
王子は直後の4回裏に先頭の宝島がヒット、続く亀山の打席で相手投手がボークを取られ進塁、さらにその亀山もヒットで続きます。火ノ浦は凡退したものの、続く細川にタイムリーが出て1点を返します。
5回にもNTT東日本が内山のタイムリーで追加点を挙げ2点差に。8回にも絶好調、中村のタイムリーで加点。王子は8回裏に併殺崩れの間に1点を返すのがやっと。NTT東日本を上回る12安打を放ちながら一本が出ず敗れました。

スコア
NTT東 000 210 010
王  子 000 100 010

投手
NTT東日本 ○多田-沼田-片山-堀
王子 ●高島-山梨-中野-近藤

第2試合 大和高田クラブ1-6日本通運

第2試合は全日本クラブ野球選手権の覇者、大和高田クラブと日本通運が激突。
大和高田クラブは前の試合でプロ指名を受けた大津擁する日本製鉄鹿島を破り、勢いに乗っています。
経験に勝る日通がどう迎え撃つのか注目です。
この試合、自分は大和高田クラブの事実上のチャンステーマ、「やーやどー」を間近で聴きたかったのですが、チーム券の配布がなかったため、やむなく特別席のチケットを購入して大和高田側で観戦することにしました。

試合は日通が大和高田クラブの先発、松林に襲いかかります。
先頭の添田三塁打で出塁すると、続く大谷がタイムリーを放ち先制。その後2アウトまでこぎ着けるも北川、森松に連続タイムリーを浴びこの回3失点。出鼻をくじかれる格好となりました。
反撃したい大和高田は3回にラストバッターの西浦がレフトスタンドにソロHRを放ち1点を返します。
その後はお互いの投手陣が粘りを見せ、無得点が続きます。
しかし8回裏、大和高田の4番手投手、濵田がピリッとせず、二塁打→四球→タイムリーで失点。アウトを1つも取れないまま降板します。代わった山本も流れを止められず、犠飛とタイムリーで2失点します。
大和高田も再三チャンスは作るもののあと一本が出ず、終盤で力尽きました。
チャンスになるとあの「やーやどー」が発動しましたが、この試合はことごとく不発に終わりました。

スコア
大和高田 001 000 000
日本通運 300 000 03X

投手
大和高田 ●松林-金村-黒岩-濵田-山本
日本通運 川船-中田-○古田島-庄司

本塁打
大和高田 西浦ソロ(大会15号)

これで、今年の社会人野球観戦は終了しました。
一番の思い出はやはり、三菱重工Westの勝利を初めて見ることができた。これに尽きます。
今回の戦績は2勝4敗と負け越した中での勝利は大きいものがあります。
来年もまた、社会人野球選手の熱いプレーと応援団のパフォーマンスを楽しみにしたいと思います。

以上、取り留めのない観戦日誌を終わります。