日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

第93回都市対抗野球大会観戦日誌① ~INTERCITY! Our wings!!

昨日、社会人野球の都市対抗野球は決勝戦が行われ、横浜市代表のENEOSが史上最多の12回目の優勝を決め、12日間にわたる熱戦に幕を下ろしました。
今年は3年ぶりに夏開催に戻り、声出し応援はできないものの、応援団によるパフォーマンスは昨年より規模を拡大して行われました。
今年も都市対抗の熱さは変わることなく、大会が終わったことによるロスも大きなものでした。
そんなロスを少しでも埋め合わせをしようと、大会観戦日記と参りたいと思います。

今年は東京ドームの一部リニューアルが行われ、場内物販は完全キャッシュレス化、スコアボードも大型化されるなどの変化が見られました。

スコアボードの変化はこんな感じ。

リニューアルされたスコアボード。大型化され、自治体マークがビジョン内に表示されるように。
7回に流れる社歌や応援歌の歌詞表示も大型化。
以前はこんな感じ

すっかり社会人野球の魅力にハマって以降、毎年の都市対抗野球を楽しみにしていました。
ということで、今年も初日の観戦に行って参りました。

第1試合 東京都・東京ガス4-0名古屋市JR東海

第1試合は前年覇者の東京ガスJR東海のマッチアップ。
ここ最近は前年覇者が初戦で姿を消すことが多く、連覇の難しさを印象づけていました。
試合は序盤から投手戦の様相を呈していたところ、5回に東京ガス、相馬の一発で均衡が破れました。
8回にはJR東海の投手の代わり端を攻めて突き放し、投げては益田がJR東海に三塁を踏ませぬ好投でシャットアウト。
ディフェンディングチャンピオンが堂々の横綱相撲で初戦をものにしました。
JR東海は二度の併殺が響き、初日で姿を消すことになりました。

スコア
名古屋市 000 000 000
東 京 都   000 010 03X

投手
名古屋市 ●戸田-川本-喜久川-近藤*1-古田
東京都  ○益田

本塁打
東京都 相馬ソロ(大会1号)

第2試合 神戸市・高砂市三菱重工West3-4x鹿嶋市・日本製鉄鹿島

さて、続いては私の大好きな守安玲緒投手擁する三菱重工Westの試合です。地区大会の第1代表決定戦では大敗しましたが、次の試合で勝って第2代表を獲得しました。
注目は三菱重工Westのルーキー、竹田祐。チームの大エースである守安の背番号18番を受け継いだだけ*2に、高い期待がうかがえます。
試合はその竹田が鹿島打線に立ち上がりを捕らえられいきなり2点を失う苦しい展開に。
しかし2回に三菱が拾尾のタイムリーで1点を返し、3回には4番の西岡が2ランHRを放ち逆転。
その後は双方の投手陣が粘りの投球を見せて試合は三菱リードで9回を迎えました。
三菱は8回まで投げた竹田に代えて元阪神オリックスの金田を投入。地区大会でも抑えを務めてきただけにこの継投は予定通りでした。
アウトを1つ取り、鹿島の4番、生田目の打球がピッチャーのグラブを弾く内野安打になると雰囲気が一変。金田の制球が定まらず、ヒットと四球で満塁のピンチに。
打席には代走からの出場の柳内。ボール先行となったカウントからスイングした打球はライトの頭を越え、2者生還で逆転サヨナラ勝ち。
三菱重工Westの試合は前回に引き続きサヨナラ負けを喫し、現地で未だに勝ち試合を見ることができません。非常に悔しい敗戦となりましたが、ルーキーがいい投球を見せていたので、今後に期待したいと思います。

スコア
神・高 012 000 000
鹿嶋市 200 000 002x

投手
神戸市・高砂市 竹田-●金田
鹿嶋市 大津-○山口和

本塁打
神戸市・高砂市 西岡2ラン(大会第2号)

第3試合は観戦していないため省略。

この日は第1試合はJR東海側、第2試合は三菱重工West側で見たため、「座った側のチームが全て負ける」という結果になりました。
去年も座った側のチームの勝率が悪く、自分のインケツ具合に嫌気が差しました。
また今年も疫病神になってしまうのか、と先行きが危ぶまれるのですが…

次回に続く。

*1:王子からの補強選手

*2:守安の背番号は41に変更