日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

年を越す前に…

今年も残す所あとわずかとなりました。
締めくくりの挨拶は大晦日にとっておくとして、今日は書くつもりでいたがなんやかんやで先延ばしにしてしまった話を中心にしたいと思います。

野球絡み

今年はここでプロ野球に触れることは殆どありませんでした。それもそのはず、ベイスターズは惨憺たる成績で最下位に終わりました。
正直な所、昨オフの動きでこの結果は読めていました。選手補強もろくにせず、引き留めもせず、とどめは入国手続きの不手際で外国人選手不在で開幕を迎える始末。
負けて当然と言っても過言ではありません。
無論、編成部、球団フロントの責任問題となる所です。それを受けてるかは知りませんが、今オフは積極的に動いている印象です。
絶望的に思えた石井琢朗の招聘に成功し、ドラフトでは高校生トップクラスの選手を指名。さらに選手層の薄さをカバーできる選手の獲得、主力選手への複数年契約と、まるで去年とは別人のようです。
ただ、これはあくまでマイナスをゼロに戻したに過ぎないので、まだまだ手を緩めてはいけないと思います。
来年はとにかく捲土重来を期す、それに尽きます。
レジェンドたる三浦監督に泥を塗るようなことは、あってはなりません。

さて、続いては社会人野球を振り返ろうと思います。
コロナ禍で開催が危ぶまれましたが、今年は日本選手権が2年ぶりに開催されました。応援団がなかったのは残念ですが、久しぶりの関西遠征を楽しむこともできました。
都市対抗野球は、東京ガスが悲願の初優勝を果たしました。
強豪ひしめく東京都地区において、苦しんだ時期もありましたが、今年はエース臼井を中心に投打が噛み合い、決勝戦はホンダ熊本の猛追を振り切りました。
セガサミーNTT東日本もベスト8以上に残るなど、来年以降の東京都地区はまた面白くなりそうです。
そして、今年の都市対抗といえばなんといっても応援団の入場が復活し、また応援パフォーマンスを見られるようになったことでしょう。
去年は大会こそありましたが、応援団の入場はなく、寂しいものでした。やはり、応援団も都市対抗のひとつであり、応援団のない都市対抗都市対抗のようで都市対抗ではないと改めて感じさせられました。
来年は例年通り、都市対抗は夏に、日本選手権は秋の開催に戻ります。やや情勢が不安なところもありますが、来年は制限のない応援合戦を楽しみにしたいと思います。

2階建て新幹線の思い出

「Max」の愛称で知られる2階建て車両の新幹線、E4系が運行終了となりました。
かつては東北新幹線でも走っていましたが、高速化のネックとなったため上越新幹線で運用されるようになりました。
初めて乗ったのは小学生の時でした。2階席からの眺望が抜群に良かったのを覚えています。
階段があっても車内販売のワゴンが通れるように小型のエレベーターがついていたり、機器配置の都合上通路が曲がりくねっている箇所があったりと、E4系にしかない特徴があったのも思い出深いです。
東北新幹線から撤退して以降はご無沙汰でしたが、新潟へスキーに行くようになってからはまた乗るようになりました。
快適性では新型車両に劣りますが、眺めの良さ、特色ある雰囲気など、ロマンのある車両だったように思います。
趣味的な面白さと実際の利便性は得てして両立しないものですが、これからも変化、推移を見守っていきたいと思います。