日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

タイガータイガーイェッタイガー

私も我慢しようとしていました。大好きな気持ち。でも結局、やめられないんですよね。始まったのなら、貫くのみです!


――優木せつ菜(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会



開幕3連敗を喫したと思ったら4連勝で三浦監督初の貯金生活、阪神の連敗爆弾を爆発させた次の日は延長12回の死闘を制したものの、コロナ禍に苛まれ試合中止。中止明けも面子が揃わず3連敗と躁鬱が激しい横浜DeNAベイスターズ
昨日も終盤のここぞという場面で打線が繋がらず手痛い敗戦を喫しました。
チーム状況がよくない中、観戦のモチベーションが今ひとつ上がらないところ、今日の先発は上茶谷投手。
前回の登板では好投し勝利を挙げています。相手は奇しくも前回と同じヤクルト。果たして前回のように上手くいくのか不安でいっぱいでした。

今日は天気もよく、風も微風で観戦にはまずまずのコンディションでした。
ハマスタでの観戦試合に連敗中ということもあり、流れを変えるべくインナーをエスコバーの「オトコハダマッテナゲルダケ」Tシャツから山﨑康晃の背番号入りTシャツにチェンジ。ユニフォームも前回観戦に間に合わなかった小園のものを着用しました。

そんな中始まった試合。上茶谷は初回を三者凡退といい立ち上がり。その直後のベイスターズの攻撃。簡単に2アウトを取られたものの、3番の佐野が出塁すると4番のソトが先制の2ランHRを放ちました。
その後はヒットが繋がるも追加点はならず。しかし幸先の良いスタートとなりました。
上茶谷はその後も安定した投球を続け、スコアボードに0を刻みます。
ベイスターズ打線は3回裏に宮﨑の2ランHR、6回に佐野の2点タイムリーと追加点を重ねます。
上茶谷は最後まで球速が140キロ台後半をキープし、スワローズ打線を寄せ付けません。ヒットを打たれた回はあったものの9回は三者凡退に抑え、終わってみれば91球の無四球完封勝利。100球未満で完封するいわゆる「マダックス」を成し遂げました。

これでベイスターズは今季初の本拠地横浜スタジアムでの勝利。自身も初めて完封勝利(しかもマダックスのおまけつき)を見届けました。
本当に感無量です。勝利の瞬間は目頭が熱くなり、涙が出そうになりました。
今ひとつ波に乗りきれず、コロナクラスターで主力選手の大半が欠けるという緊急事態の中、燻っていたドラフト1位投手がこの上ない立派なピッチングを成し遂げたのはまさに救世主と言っていいでしょう。
上茶谷は、神茶谷となったのです。

自分は上茶谷の初勝利を見届けたことがありました。そして今日マダックスの達成を目の当たりにして、妙な運命を感じます。
依然として厳しい状況ではありますが、コロナで離脱した選手も練習に復帰しつつあるので、ここからの「反撃」を期待しつつ日記を締めることにします。

スコア
ヤ 000 000 000
De 202 002 00X

投手
ヤ ●原-梅野-大西-大下-今野
De ○上茶谷

本塁打
De ソト2号2ラン、宮﨑3号2ラン

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イェッタイガー!