日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

ブラック★エンラックシューター

既に1月も半分を過ぎてしまいましたが…新年一発目の更新です。

年が明けてもコロナ禍は相変わらず、それどころか悪化の一途を辿り、先行きが危ぶまれる状況になってきました。
最早手詰まりの様相を呈していますが、その日その日を乗り切っていくくらいしか私にはできません。

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さて、そんな中ですが、関内ホールで行われた三遊亭円楽独演会に行ってきました。
昨年に公演が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で開催が延期となり、本日公演と相成りました。
tvkを垂れ流しにしていたらCMが流れていたのでチケットの購入を決め、今日の公演を楽しみにしていました。

落語を鑑賞するのは実に15年ぶりで、その時も円楽師匠(当時は楽太郎)の公演でした。
緊急事態宣言が出ていますが、イベントは規制の対象外であり、感染症対策で自分は不織布のマスクをして行ったことを念のため申し伝えておきます。

まずはお弟子さんの楽太師匠が前座を務めました。「あまり笑いが起きないと後で師匠に怒られるので皆さん(ウケなくても)笑ってください」と掴みはバッチリ(?)
披露した演目は「子ほめ」でした。
そして続いては円楽師匠のお出まし。マクラでは笑点メンバーの話題もありました。また、横浜ということで歌丸師匠のネタもありました。
さすが師匠といった感じで流れるように笑いをかっさらい、話に引き込まれていきました。
披露した演目は先代も得意としていた「長命」でした。

休憩明けは漫才師「母心」による漫才がありました。
ボケの方が歌舞伎好きで日本舞踊の名取ということもあり、歌舞伎を織り込んだネタを披露していました。

トリは円楽師匠による人情噺、「一文笛」。
マクラではこの一文笛を作った桂米朝師匠のエピソードもありました。

先述した通り、久しぶりの落語鑑賞となりましたが、とても楽しめました。
かねてから行こう、行こうとは思っていたもののなかなか足が伸びずにいたところ、コロナ禍による自粛が重なってしまいズルズルと引きずってしまいました。
やはり落語はいいものです。もっと観に行くべきでした。
これを機にもっと見識を広げていければと思います。