GHKアーカイブス あの日 あのとき あの広島① - 日進月餅の続きになります。
床に就き、途中で停車する度に目が開いて窓の外に映る駅名標を確認したりを繰り返しましたが、不思議と目覚めは良好でした。
サンライズ号は岡山駅に到着。
ここで出雲方面に行くサンライズ出雲号と高松に行くサンライズ瀬戸号に分かれます。
切り離し作業をカメラに収めようと、連結部周辺はカメラを持った人で溢れかえっていました。
さて、ここからは新幹線に乗り換えます。
普通なら「のぞみ」で手っ取り早く移動するところですが、今回は敢えて各駅停車の「こだま」で移動しました。
500系新幹線という車両に乗りたかったので、その500系が充当されるこだま号に乗りました。
E5系(「はやぶさ」でおなじみ)が登場するまでは日本最速の時速300キロを誇り、また弾丸のようなデザインが非常に近未来的でいつかは乗りたいと思っていたものです。
いよいよ広島に到着。
広島といえば、国鉄時代の車両が多く残っていて「國鐵廣島」と揶揄されたものですが、2015年より新型車両が導入され、その蔑称も過去のものとなりつつあります。
山陽本線を西に進み、宮島口駅で下車。ここから宮島航路に乗り換え、宮島へ。
母から「日本人なら安芸の宮島と平和記念資料館は行っておけ」とかねがね言われていたので、その目的の1つを達成することができました。
船は外国人や校外学習か修学旅行の子どもたちでいっぱいでした。
噂には聞いていた厳島神社の鳥居をこの目で見ることが出来て感動も一入。
宮島に上陸し、厳島神社に参拝します。
その神々しい佇まいに思わず息を呑みます。
普段は無神論者を気取っていますが、神社仏閣の類いを訪れるのは歴史を感じられるので大好きです。
昼食は奮発して宮島名物あなごめしを頂きました。
ボリューム満点で非常に満足したのを覚えています。
厳島神社といえば、先ほどの写真にもあったように海の上に鎮座する鳥居が特徴的ですが、干潮時にはその鳥居の下まで行くことができます。
あの鳥居を間近で見ることができました。
ちなみに、鳥居の根本の部分に小銭をくっつけていく人が多く、おびただしい量の小銭がついていますが、これは鳥居を傷める原因になるのでやってはいけないそうです。
気をつけましょう。
ロープウェイに乗ったり、焼き牡蠣を食べたりと宮島を満喫しましたが、1日では全てを回りきれなかったので機会があったら全てを回りたいと思いました。
サンライズの写真をバンバン撮りまくったおかげでSDカードの容量がいっぱいになるというアクシデントが発生。幸いにもPCを持ってきていたのでそこに写真を取り込んでメモリーを空けることができたので事無きを得ましたが…
宮島を後にして広島駅に戻ります。
夕食はもちろん広島名物のお好み焼き。どのお店のを食べるかが悩みどころでしたが、母の友人経由で情報を仕入れ、駅ビルの中にある「麗ちゃん」というお店にすることに。ちなヤクに非ず
さしあたり、イカ天そば入りねぎ乗せを注文。
夕食時だけあって混雑していましたが、美味しく頂けました。
腹ごなしも兼ねて広島駅周辺を散策し、本日の宿である東横インにて一泊しました。またしても次回に続きます。