日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

GHKアーカイブス あの日 あのとき あの広島①

コロナ、コロナと喧しい世の中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
何もかも自粛自粛となってしまい、やることがなくなってしまったので専らラジオを聴いています。
ネタの投稿も始めたのですが、にわかリスナーが到底太刀打ちすることはできず、未だ採用ゼロの状況です。
並み居るハガキ職人に割って入るにはまだまだ精進が足りません。

さて、やることがない状態なので、「GHK*1アーカイブス」と題しまして、過去の自分の体験談をアップロードしたいと思います。
今回は、2015年の広島旅行についてです。

ブログを開設する前の時期になりますが、平日に休みが取れたため旅行を計画しました。
かねてからサンライズ寝台特急)を利用したかったこと、兵庫から西は行ったことがなかったのでまたとない機会だと感じました。
幸いにも切符が取れ、いよいよ旅行当日を迎えます。

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285系電車 サンライズ瀬戸・出雲号(東京駅にて)
これが「サンライズ」です。
今や日本唯一の定期寝台特急列車です。非常に人気が高く、特に神無月(神在月)の時期は出雲大社へ向かう人でいっぱいになります。
個室の寝台車が中心の編成であり、今回は個室で一番安価な「ソロ」を押さえました。


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「ソロ」のドアを開けたところ
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「ソロ」の扉部分
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車内の案内(2015年10月当時)
個室は全てボタン式のキーロックとなっており、セキュリティ対策は万全です。
サンライズ号は全車2階建ての構造となっており、2階の個室は窓がちょうどホーム屋根から下がる看板の位置に窓があるので、なかなかの眺めです。

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個室の奥から入口を眺めた様子
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枕のある場所から階段を写した図
ソロは個室の中で最も安価であるためか、スペースはコンパクトになっています。体格によっては窮屈に感じるかも知れません。

サンライズでは車内販売や食堂車の設備はありませんが、飲み物(ソフトドリンク)の自動販売機はあります。
JR東日本では車内の自動販売機がなくなって久しいので嬉しい設備ですが、ラインナップは限られているので、こだわりのある方は事前に買っておきましょう。

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自動販売

また、車内にはシャワー設備があるので、清潔感を気にする方も安心できますが、車内にある券売機でカードを買っておかないとシャワーを利用できないので注意しましょう。

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シャワーカード販売機
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シャワールーム内(と変質者の指)

車内にはラウンジスペースも設けられており、景色を眺めながら一杯やることもできますが、結構人気があるので席が埋まってしまっていることも多いです。

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ラウンジスペース

このように多くの設備があり、夜行列車としては申し分ありません。
個室内にはAMラジオの聴ける装置や、目覚まし時計も搭載されているので、寝過ごしの心配もありません。
ただ、ソロはモーターを積んだ車両のため、加減速の際にわずかながらモーターの振動が響いてきます。
気になる方は、ソロ以外の個室(シングル、ツインなど)を選択するのも一考。

さて、サンライズの説明でかなり費やしてしまいましたので、続きはまた次回にしたいと思います。
次回は広島上陸編です。お楽しみに。

*1:月餅・変態・キチガイの略