日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

明日は明日の風の民

6年前の3月11日は東日本大震災がありました。
正直、もう6年なのかという思いがあります。
復旧、復興が進んでいる所もあればもう一方で手つかずの所もあり、避難してきた人への蔑視が問題になるなどその「後遺症」はまだまだ残っています。
それらが完全にクリアにならないうちは「区切り」なんてつけてはいけないと個人的には思います。
いきなり「終わり!」って言われても「まだ終わってねえよ!」と思いませんでしょうか。
東北の人間として、このことを簡単にケリをつけるわけにはいかないと思います。



そんな6年前の3月11日は横浜スタジアムベイスターズオープン戦を行っていました。
2017年の3月11日も横浜スタジアムで試合があります。その試合を観に行って来ました。
この日の観戦になったのはスケジュール上ハマスタの試合に行ける日がここだけだったというのみです。
かねてから「観戦オフをしたい」と言い合っていたフォロワーと日程、席種が重なったこともあり一緒に観ることになりました。

去年もオープン戦の盛況ぶりには驚きましたが、今年は昨季の好成績もあってより一層の人だかりでした。
1人観戦なら空いている席にヒョイっと入っていけばいいのですが、今回は3人での観戦ということで座席が確保できるか心配されました。
幸いにも3人分の空席がすぐ見つかったので事なきを得ました。
横浜の先発はウィーランド。対するロッテの先発はエースの涌井。
打ち崩すのは難しいと思われましたが、やはり風と寒さが影響したのか、両者ともに立ち上がりに苦しみ、失点が続きました。
3回にウィーランドが捕まり、暴投やタイムリーを打たれ、最後はダフィーに3ランを被弾という始末…。
みかん氷買いに行って戻ってきた矢先に被弾の場面を目にしたので今日のみかん氷は塩味がしたとかしてないとか…。

以降も点を取ったり取られたりの繰り返しで3点差まで詰め寄りましたが最後は代打の山崎憲がフライに打ち取られゲームセット。
残念ながら敗れました。
ただ、野手陣では桑原が好調をキープ。ルーキーの佐野もポテンヒットながら安打を放つなどアピールしています。粗さが目立った守備面では三上、山﨑康の勝ちパターンが好投。さらに高崎もパーフェクトピッチングを見せるなど光明も見えました。

【検証結果】
・高崎、結構行ける
・三上、山﨑康は今年も大丈夫そう
・ウィーランド、田中健はちょっと不安
・田中浩、レギュラーあるかも
・左隣の席にいたおっちゃん軍団のインパクトが強かった
・「乙坂」はシャウトしにくい
・ロッテ戦では「外野でジャンプしてない一角を探す」遊びを教わる
・白崎の打席で色めき立つライトスタンド
・荒波のタオル回し、康晃ジャンプ、横浜市歌ができたので満足

・あとは勝てれば最高だったのに…


一緒に観戦したフォロワーには話してあることですが、今年はファンとしてのスタンスを180度転換させることを宣言します。
「厳しいことを言ってこそのファンだ」というスタンスで今までいましたが、ふと「チームが変革しているのに自分が変わらないのは身勝手ではないのか?」との思いが頭をよぎりました。
全ての試合に勝つのが理想なのが言うまでもないことですが、冷静に考えれば143試合全勝なんてどだい無理な話です。
なので、「勝つ日もあれば負ける日もあるよね」といった感じの肩肘はらないスタンスで今後はいきたいと思います。
ナイジャー・モーガンのようになります(?)


最後に、簡単なスコアを置いて終わりにします。

ロ 115 203 000
D 120 200 220

投手
ロ ○涌井、土肥、酒居、S有吉
D ●ウィーランド、高崎、田中健、須田、三上、山﨑康

本塁打
ロ ダフィー3号3ラン
D 桑原1号2ラン