日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

都市対抗野球観戦日誌 3日目~限界HONMA

鉄は熱いうちに打てていない都市対抗野球観戦リポート、第3日目でございます。

第1試合 鈴鹿市・Honda鈴鹿1-5東京都・鷺宮製作所

ホンダ鈴鹿の試合がこの日にあると決まった時点で3日目の観戦が決まりました。
ただ、対戦相手の鷺宮製作所もこれまた気になるチームで、土谷選手がいるということで若干贔屓目のあるチームでもあり、非常に悩ましいカードとなりました。
しかし、やはり「ガチ勢」の魅力には敵わず、ホンダ鈴鹿での観戦を決めました。

※参考資料:昨年の日本選手権における「ガチ勢」の様子

【2018年日本選手権】Honda鈴鹿の応援「全開Honda」「ノンストップHonda」「得点」「第一応援歌(花の命の意気紅に)」「スーパースター」

有力選手が揃っていることから、都市対抗野球ダイジェストの司会をしている中田浩光アナウンサーが優勝候補に挙げ、熱く語っていたホンダ鈴鹿。対するは左腕エース野口を擁する鷺宮製作所。補強選手で東京ガスから石川選手、笹川選手、臼井投手が加わり、選手層が厚みを増しました。

さて、「ガチ勢」の話に戻りますが、ガチ勢をやるにあたって前列に出る必要があります。したがって移動しやすいように最も通路側に近い席を確保するのがベストとなります。
幸いにも最も通路側に近い席を取ることができました。すると…
「攻撃の時に前に出ますか?」と隣の席の人から話しかけられました。
そのつもりであると告げると、「攻撃の度に前を横切るのは忍びないので聞いてみました」と返答があり、この人もガチ勢と判明しました。
「前奏が始まってから前に出るので、前奏が始まる前から最前列の通路でスタンバイしているのはずるい」との発言もあり、良識的なガチ勢で安心しました。
ホンダ鈴鹿の攻撃になると、早速全開HONDAの演奏がスタート。ガチ勢も最前列の通路に詰めかけます。
しかし人が集まりすぎて右往左往できず「渋滞」状態となりました。恐るべしホンダ鈴鹿
試合はホンダ鈴鹿の先発、瀧中投手と鷺宮製作所の先発、野口投手がお互い好投を続け、予想通りの投手戦となりました。
6回に応援が実り、鷺宮のエース野口から1点を先制!周りは知らない人ばかりにも関わらず、点が入った際にはみんなで肩を組んで応援歌を熱唱しました。
しかし、7回にホンダ鈴鹿の守備が乱れ、四死球とエラーであっという間に逆転を許しました。
ロースコアと見込まれたせいか、「1点もやれない」というプレッシャーがあったのかもしれません。
4点ビハインドの最終回、喉が割れんばかりの大声を出して応援しました。しかし結局点を奪えずゲームセット。
残念ながらホンダ鈴鹿は初戦で姿を消すことになりました。
隣の席の「ガチ勢」と日本選手権での再会を誓い、席を後にしました。

【検証結果】「全開HONDA」よりも「スーパースター」の方が脚への負担が大きい

第2試合 仙台市JR東日本東北7-1長野市信越硬式野球クラブ

ガチ勢を頑張ったので疲れてしまったため、第2試合はまったり見ようと思い、社員の動員が(あまり)かかっていない信越硬式野球クラブ側で観戦しようと思いました。
社会人野球の大会では応援グッズが配られますが、信越硬式野球クラブはなんと、地元産のキノコを使ったレトルトカレーが配られました。
ドーム内で使える食事券が配られることはままありますが、現物が配布されるとは驚きです。

試合はまずJR東日本東北が先制。しかしすぐさま信越硬式野球クラブも追いつき同点に。
企業チームと比べると不利な立場に置かれがちなクラブチームですが、5回まではがっぷり四つの展開となりました。
しかし、6回にJR東日本東北の打線がつながり、薗部選手の満塁ホームランで一気に勝ち越し。8回にも駄目押しの2ランホームランが飛び出し、JR東日本東北の圧勝となりました。

この試合、凄かったのがJR東日本東北の動員数。

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JR東日本東北側の様子。客席上段まで埋まっています

最終的に信越硬式野球クラブ側である三塁側にまで人が入っていきました。
2日目のヤマハもかなりの動員数でしたが、JR東日本東北はそれを凌駕する勢いでした。
それ故、試合後のエール交換の声もかなり大きいものでした。

この日はもう1試合あるのですが、明日仕事ということもあり、グッズだけ受け取ってドームを後にしました。

都市対抗野球はまだまだ終わらない!