日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

苦難の道

東日本大震災から9年が経ちました。

もう9年も経つのか…というのが正直なところです。
9年も経つのに、つい先日の出来事のような感覚を持っています。
ただ、少しずつ復旧は進んでいます。今週末のダイヤ改正では震災による原発事故で長期にわたって運転を見合わせていた常磐線がついに全線で運転を再開し、仙台から常磐線上野東京ラインを経由して品川まで直通の特急電車も運転されます。
当初、常磐線の特急は震災がなければ品川~いわき間といわき~仙台間でそれぞれ別の列車での運転となる予定でした。それが直通運転で再開されるのは復興特需とはいえマニア的にも喜ばしいところであります。
気仙沼線大船渡線の一部は鉄道での復旧を諦め、バス路線に転換しているので、このように震災前よりも充実して復旧するというのはありがたいことです。

そんな中、新型コロナウイルスの影響でプロ野球は開幕を延期、センバツ高校野球は震災の時ですらなかった、大会中止となりました。
感染拡大を考えると致し方ないとも言えますし、東京マラソンはやっているのになぜ…とも思います。
これに限らず、様々な娯楽活動が自粛を余儀なくされています。国会図書館すらも…

こうも自粛、自粛となると楽しみがなくなってしまいます。何を楽しみに生きればよいのでしょう。
「人はパンのみにて生くるにあらず。」とはよく言ったものですが、このフレーズの意味合いは食べ物だけでは生きてはいけないというよりは神(聖書)の御言葉に養われるべき、なんだそうです(さっき知りました)
とはいえ、食う寝るだけの生活がずっと続くのも辛いものです。
早くこの状況が収束することも祈るばかりです。