日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

祭りの終わり

社会人野球日本選手権は昨日決勝戦が行われ、大阪ガスが初の優勝を果たしました。
勝戦のカードは大阪ガス日本生命という大阪ダービーとなりました。
この組み合わせは4年前の都市対抗決勝と全く同じであり、大阪ガスにとってはリベンジマッチと相成ったわけです。
なお、そのときは日本生命が勝利し、その年の日本選手権も日本生命が制しました。

この大会、大阪ガスにとってのリベンジマッチが続いていました。
まずは初戦のホンダ鈴鹿戦。昨年の日本選手権では延長タイブレークの末敗戦を喫した相手です。
結果はご存じの通り、スコアレスのまま延長戦に突入。最後はサヨナラ勝ちし昨年のリベンジを果たしました。
続く2回戦のJFE東日本戦。ディフェンディングチャンピオンとなった今年の都市対抗で延長タイブレークの末サヨナラ負けを喫した相手です。(ここまで一致しているとは…)
こちらの試合は序盤に4点を取られ、追う展開となりましたが、中盤から徐々に追い上げると、8回に相手の絶対的クローザーの須田を攻め同点に追いつき、9回はその須田から勝ち越しのHRを放ち逆転勝ちしまたもリベンジ達成。
準決勝の三菱自動車岡崎戦は大会屈指の好投手、仲井を相手に序盤先制するも投手陣が岡崎の猛攻に遭い5点のビハインドに。しかし相手のエラーもあり終盤に同点に追いついて延長戦に持ち込むとまたしてもサヨナラ勝ち。

終盤での勝負強さが光っての勝利が続いたと言えます。
そして決勝の日本生命戦ですが、2回に先制すると相手の反撃を1点にとどめ、その後も効果的に加点しそのまま主導権を渡さず勝ちました。
舞台こそ違えど、15年の都市対抗勝戦でのリベンジを果たし、大阪ダービー大阪ガスに軍配が上がりました。

これで二大大会が終了し、(まだ一部地区大会が残っていますが)今年の社会人野球も一区切りついた形です。
あっという間の大会で、終わった後の虚脱感が半端ありません。
早くも来年が待ち遠しいです。
来年は五輪の影響で日本選手権が7月、都市対抗が11月の開催となります。
日本選手権は神戸でも開催されるそうなので、そちらでの観戦の予定も立てようと思います。

最後に、優勝した大阪ガスと準優勝の日本生命、そして日本選手権に出場した全てのチームの健闘を称えたいと思います。
夢と感動をありがとう!社会人野球!