日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

魅惑のダブルヘッダー

【教訓】チケットを取るときはきちんと計画を立てましょう

プロ野球交流戦も佳境に入り、我らがベイスターズは5年ぶりに交流戦勝ち越しと当初の予想を上回る善戦ぶりを見せております。
最後の相手はパリーグ首位の楽天
昨年は最下位に沈みましたが、FAで浅村を獲得、新外国人ブラッシュが大活躍、ルーキー辰巳も力を見せており、昨年のイメージで臨むと痛い目を見る相手です。

3連戦の2戦目のチケットを取ったものの、同日の夕方に「魅惑の社会人野球」という社会人野球ファンのイベントもあり、そちらにも参加を決めていたのでダブルブッキングとなってしまいました。
上手いこと早く試合を終えてくれれば社会人野球のイベントにも間に合うと目論んでいたのですが…
朝から雨が降っており、開始が危ぶまれる中案の定開始時間が延びることに。
試合開始後は雨は止んだものの、試合はとんでもない展開になろうとはこのとき思いもしませんでした。

横浜の先発はルーキーの大貫(日本製鉄鹿島)。開幕からローテーションに定着し、まずまずの成績を残しています。
日本選手権で完投勝ちした試合を観戦していたこともあり、期待は十分でした。
ところが、初回から楽天打線に捕まり、よもやの1アウトも取れずに降板。代わった進藤(JR東日本)がどうにか3アウトを取ったものの、打者一巡の猛攻でいきなり6点のビハインドという厳しい展開に。
このまま一方的な展開になるかと思いきや、対する楽天先発の古川も立ち上がりが不安定で、先頭の神里に二塁打を許すと1アウト取って以降制球が定まらず、3連続で四球を与え失点。ロペスには2点タイムリー、伊藤光に四球を与え続く大和にタイムリーを浴びここまでで4失点。さらにこちらも打者一巡の猛攻となり早くも2打席目の神里が逆転となるタイムリーを放ちなんと7点を挙げました。
なお、これにより両チームとも先発投手が1回持たずに降板、さらに1アウトも取れずに降板した大貫には負けがつかないという極めて珍しい状態になりました。
横浜は2回から早くも3人目の武藤(Honda)が登板。この武藤が非常によくやってくれました。150キロに迫る速球を軸に楽天打線を寄せ付けませんでした。
4回裏に追加点を挙げて試合の流れは横浜に傾いたかと思われたのですが…
5回に登板した平田(Honda熊本)が2アウトを取ってから崩れ、2失点を喫し詰め寄られます。
6回は三嶋が登板し無失点で切り抜け、あとはどうにかして山﨑康晃までつなげれば…と思っていたところで次のイベント会場までの時間が差し迫り、やむなく途中で離脱することに。
自分がまいた種とはいえ、途中で抜けてしまうのは忸怩たる思いでしたが、その後逆転負けを食らってしまったので抜けて良かったと思いました(クズ)

さて、続いてのイベントは「魅惑の社会人野球」、横浜スタジアムのある関内からイベント会場の渋谷まで急いで移動しました。目的の電車には乗れたものの、改札まで距離があったもので時間をロスしてしまい、どうにかイベント開始30分前には到着できましたが既に大半の席が埋まっていました。
幸い空席があったので事なきを得ましたが…

さて、肝心のイベントはというとコア中のコアもいいところで、都市対抗本戦の展望からアジア大会の選考など、様々な話題が飛び出し、時間が足りなくなるほどでした。
都市対抗ダイジェストの司会でおなじみ、楽おじこと中田浩光アナウンサー、本戦の実況も担当し、本日は競馬実況を終えてから飛び入りで参加した矢野吉彦アナウンサー、パナソニックの元監督、坂口雅久さんらによる解説は本当に中身の濃いものでした。
そして、個人的に一番の楽しみにしていたのがブラスバントによる応援歌の演奏。
このために応援グッズを鞄の中に忍ばせておりました。
演奏されたのは以下の通り。
・ビクトリーマーチ、チャンス大阪(大阪ガス
・パワフルセイノー(西濃運輸
・全開HONDA、ノンストップHONDA(Honda鈴鹿
・コール東芝東芝
・輝彦、サクラ大戦セガサミー

今回は予選で敗退となって聞くことができない西濃とセガサミーの曲が聞けて本当によかったです。
流石に「ガチ勢」はできませんでしたが、それでも最高に盛り上がりました。

そんなこんなで盛りだくさんな1日でした。
7月の都市対抗が楽しみです。