日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

XYZ

今日は劇場版シティーハンターを見に行ってきました。
シティーハンターについては後述する事情からtvkでの再放送を毎週見るようになり、今回の映画公開を楽しみにしておりました。

映画を見るのは実に3年ぶり、アニメ映画に至っては9年ぶりというかなりのブランクになりました。
結論から言いますと、最高でした。もう言葉では言い表せないほどです。押忍です。押忍押忍。
シティーハンターを見ていた人ならば間違いなくうれしくなる演出が随所に散りばめられていました。
ネタバレ回避のために「シティーハンターという感じだった」という言い回しが使われていましたが、正にその通りでした。

今回映画を見たのは新宿のTOHOシネマズにしたのですが、これは「新宿のTOHOシネマズで見るとすぐに聖地巡礼できる」という情報によるものです。
本当にその通りでした。見てきた背景がそのまま映画に出ています。

また、BGMの選曲も見事なものでした。クライマックスシーンでの獠ちゃん勝利BGM(勝手に命名)には目頭が熱くなりました。
映画を見て感動したのは初めてかもしれません。
このような作品に出会えてうれしく思います。

さて、なぜ自分がここまでシティーハンターにハマったのかというと、ある動画シリーズを紹介されたためです。
それがこちら。
www.nicovideo.jp

これを知る前はシティーハンターについては名前は知っている、ラブライブはメンバーの名前は知っていて、一番おっぱいが大きいのが希ちゃん、キュアメイドカフェが聖地になっていて、そういえばキュアメイド行った時に南條愛乃さんから名刺もらったことがあったなあ、といった感じでした。
このシリーズを見てからはすっかりハマってしまいました。
違和感がなく、プロの犯行と言われてもおかしくないような高い編集技術、それぞれのキャラクターの個性を損なうことなく生かしているストーリー展開は素晴らしいものです。
一個人で行うクロスオーバーものではトップクラスではないでしょうか。ここまでの作品もなかなかないと思います。
どちらの作品にもさして馴染みがなかった自分が凄く楽しめたので、このシリーズは是非おすすめします。
その後シティーハンター本編を見るとあの台詞はここから持ってきたのか、と答え合わせもできて二度楽しめます。

主人公補正はあまり好かれない要素ではありますが、シティーハンターはそのように感じさせないバランス感覚に優れていると思います。
本当に面白く、楽しい作品でした。
もし続編が出たら、絶対見に行きます。
見ないとハンマーよ!