日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

神主さんがおみくじ引いて申すには

突然ですが、神宮球場に行って参りました。
シフトの都合で平日休みということで何をしようか考えていたところ、横浜の予告先発が同郷(宮城県)の熊原と聞いて観戦を決めました。

人生初の神宮球場観戦です。開場までの間は予想以上の暑さに苦しみましたが、日没してしまえばむしろ涼しく快適でした。
スタンドの傾斜も緩やかで見やすく、観戦環境としてはこの上ないくらい良い球場だと思います。

さて、試合はというと横浜先発の熊原が初回から制球に苦しみ失点するという厳しい立ち上がり。一度は追いつきましたが今度はヤクルトの山田にタイムリーを打たれまたもリードを許します。
しかし4回に桑原のタイムリーで追いつくと5回は筒香がホームランを放ち勝ち越しに成功します。その裏の守りではランナーが溜まった状態で山田に回るという絶体絶命のピンチを迎えますが、熊原が三振に切って取り、勝ち投手の権利を得ます。
6回は満塁のチャンスを作るもエリアン、梶谷が共に凡退し得点ならず。その後横浜は継投策で逃げ切りにかかります。6回は田中、7回は2アウトまで須田が投げました。須田は2アウトからヒットを許しバレンティンを迎える所で交代します。代わって出てきたのはバレンティンキラーの加賀。注文通り内野ゴロを打たせてピンチを脱します。
流れが一気に傾いたのは8回でした。先頭の代打・山下幸がヒットで出塁。相手のエラーと四球も絡んでノーアウト満塁の場面で先ほどチャンスで凡退したエリアンに回りました。ここで得点圏の鬼が本領を発揮し、見事ランナー一掃のタイムリーを放ち、リードを広げます。さらに続く梶谷もタイムリー。そしてトドメは4番筒香の今日2本目となる2ランでした。打者一巡の猛攻で一挙6点を奪い、主導権を完全に握りました。
最後は三上、久保裕と繋いでゲームセット。チームはこの3連戦を勝ち越し、熊原は嬉しいプロ初勝利となりました。

熊原の立ち上がりが非常に不安定だったので「今日は負けるかも…」と思っていましたが、なんとか2失点で踏みとどまって勝ちに繋げてくれました。同郷の人間として、嬉しい限りです。背番号1のユニフォームを着ていきましたが、誇らしい気分になります。
筒香が4番の働きを十分すぎるくらい果たしてくれました。打って欲しい場面でホームランを打てるって素晴らしすぎます。見ていて泣きそうになりました。
公式戦初観戦が完勝ゲームということでもう言うことなしです。テンション上がりすぎて5回くらいで声がガラガラになりました。万歳三唱の時に声が出ませんでした。

まだまだ厳しい戦いが続きますが、一戦必勝で頑張って欲しいところです。