日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

総括学会

お暑うございます。
プロ野球は前半戦が終わり、オールスターゲーム、そして後半戦へと向かっていきます。
ベイスターズはといいますと、どうにか3位と健闘しています。
前評判を考えるとかなり頑張っていると思います。とりわけ投手陣の粘りが目立ちます。
怪我で出遅れたものの、山口はリーグトップの3完封、石田は5月の失点がわずか1など、昨年課題だった先発陣がかなりいい成績を残しています。
開幕投手の井納も当初はいいピッチングでしたが、前半戦の終盤は失速しました。ルーキーの今永は当初は無援護に苦しみましたが、5月だけで4連勝を挙げました。最後の中日戦で先発した熊原とペトリックも期待が持てる内容だったので、ローテーション投手に疲れが見えてきた頃の代役として十分いけるのではないでしょうか。
中継ぎ陣は三上の復活と須田の覚醒で厚みを増しました。去年失速した田中は負担がかからない起用で安定した成績を残しています。ザガースキーは接戦時も任せられ、大差の場面では小杉と役割が明確になってきています。
抑えの山﨑康は去年ほどの安定感には欠けるものの、故障もなく、20セーブを挙げているのは嬉しいところです。

捕手は戸柱がレギュラーといっても過言ではないでしょう。守備面での活躍は去年の弱点にピンポイントで作用しています(ファウルフライを捕れないのが気がかりですが…)
週1で起用される高城も戸柱と遜色がないくらいに成長しているので、アクシデントの際も安心できます。
内野手では宮崎と途中加入のエリアンの活躍が目立ちます。宮崎は交流戦頃から積極的に起用され、ロペスの離脱中はその代役として十分活躍しました。ロペス復帰後も二塁で起用され、筒香の前後を固める打者として大きく成長しています。エリアンは三塁線の守りに不安があるものの、得点圏での勝負強さが光ります。強い当たりも出てきたので、使い続ければモーガン級になるのではないでしょうか。
外野手は桑原がレギュラーの座を掴みつつあります。交流戦明けの巨人戦での大当たりで一気にレギュラーをたぐり寄せました。梶谷は6月の大スランプから徐々に脱しつつあるのが朗報です。筒香は文句なし!怪我だけに気をつけて欲しいというところです。

長々と書きましたが、3位とはいえ最下位までのゲーム差はわずか4.5です。安心してはいられません。
去年は首位ターンしながら最下位に転落するというこの上ない屈辱を味わいました。
その反省として、順位が確定するまで油断することなく、一戦必勝で頑張って欲しいと思います。