日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

アウトとセーフの境界

創作において題材となるキャラクターを「いじる」のはままあることです。
その中で「キャラdisだ!」「馬鹿にしている!不快だ!」といった苦情が起こることもあります。
「そのキャラクターに愛情があればよい」という意見もあります。
二次創作で用いられていたいじりネタを公式が逆輸入して界隈が色めき立ったのは記憶に新しい所です。

では、キャラクターいじりにおけるアウトとセーフの境界はどこにあるのでしょうか。
正直な所、明確な基準を作ろうとすると上手くいかないのではないでしょうか。あっちが立てばこっちが立たないような感じになると思います。
あるキャラクターのdisネタを不快に思う人が別のキャラのdisネタには何も言わない、というのであればこれは矛盾が生じます。
disも全部認めるか、全部NGにするのどちらかしかないように思えます。

私も以前は好きなキャラクター(東方Project十六夜咲夜)のdisネタが氾濫することを嫌い、そういったネタが出る度に不快感をあらわにしていました。しかし他のキャラクターのdisについてはあまり反応しませんでした。
ある時「咲夜さんdisが駄目で他のキャラのdisがいいってことはないんじゃないか」ということに気づいてからは咲夜さんdisについても受け流せるようになりました。
これが絶対正解というわけではおそらくないと思いますが、「何を以て不快とするか」という基準が各人バラバラである以上はこうならざるを得ないと思います。

キャラdisネタで論争が起こっているのを思い出して、そんなことを考えていました。