日進月餅

暇に任せて、一日中画面に向かって、思い浮かぶ瑣末なことをつらつらと書き連ねていると、妙にばかばかしくなってくるものだ。

焼売は美味いが就活はマズイ

【尋ね人】「長門俺の嫁」と宣言された方

このところ個人的に楽しむ目的でベイスターズの選手名鑑を作っていたので日記の更新が疎かになっていました。
今回はタイトル通り、就活のお話です。
就活と聞いて良い気分がする方は(自分の周囲には)あまりいらっしゃらないかもしれません。私も同様です。かなり苦労しましたから…。

私が就活をしていた2012年頃から「就活自殺」「就活うつ」という言葉が話題になりました。
今でこそある程度就職内定率は改善の兆しを見せていますが、当時は採用が多いとはあまり言えず、厳しい状況には変わりありませんでした。
第一志望に考えていた会社はおろか、あらゆる会社、業界から「お前は要らない」という(婉曲的な)メッセージを突きつけられて、心を病まない人がいるでしょうか。
「社会から必要とされていない」と感じ、死を選ぶのも仕方がないと思います。
「マッチングができていないだけ」「必要とされていない人間なんていない」などという励ましの言葉はありますが、不採用を散々突きつけられた現実の前では空虚なものでしかありません。

就活自殺に陥る人は「真面目」「心が繊細」「口下手」という特徴があると考えます。一番最初は言わずもがな、2番目と3番目は選考を越えられないもっともらしい要因ではなかろうかと思います。
日本の就活システムは、こういった方に対して不利になっていると言わざるを得ません。大して真面目ではなく、意欲が低い者でも面接官を上手く丸め込んでしまえば口下手でも実力を秘めている人より優位に立てる現状は改める必要があります。
面接を完全になくすのは難しいでしょうが、実力があっても面接が苦手という方に何かしらの救済制度は欲しい所です。


就活について思うことを書き連ねてみました。まだまだ思うことはありますが、際限がないのでここで止めます。
もっと社会を動かせる立場の仕事に就ければ良かったのですが、現実はそうはいきませんでした。だからこういう所で愚痴をこぼすくらいしかできないのです。
就活というレースに負けたこの男を、どうか哀れに思ってやってください。